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■鳥屋野潟公園・スポーツゾーン |
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■次世代に引き継ぐ自然を生かした公園づくり |
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新潟駅から南へ3Hの田園地帯に位置するこの公園は、市街地化が進む新潟市の外縁部に位置しており、鳥屋野潟という貴重な自然の下、潟を含む周辺が県立総合公園になっています。 現在開園されている区域は、総合スポーツゾーンの一部で、平成10年度に開催された第15回全国都市緑化にいがたフェアをはじめ、2002年のW杯サッカー、2009年の新潟国体と、イベント主会場としての役割を担い、それにあわせて公園整備が順次進められていく予定です。 |
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■印象的な公園景観の創出(水のイメージを縦軸に) 公園を特徴づける空間デザインとしてカナール(大運河)があります。日本海に浮かぶ佐渡から越後山脈に至る新潟平野の風や水の流れを、市街地から鳥屋野潟、そして公園に至る景観軸として取り込み、公園から潟の水面そして市街地が望めるビスタとして縦軸を創出させました。 カナールは信濃川の大陸的なゆったりとした水の流れを直喩的に表現すると同時に、洪水時の雨水貯留機能を果たすことにより、湿田だった頃の風景の隠喩としてデザインしました。 |
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公園の軸となるカナール |
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■公園全体の環境づくり(新潟の風景を横軸に) 新潟市域の地形特性は、海岸線に沿った層状の小高い砂丘地帯にあり、林や古い集落がその上に広がります。 また、この新潟の原風景を公園の景観構成の横軸として、鳥屋野潟の湖岸線に平行な丘をひ
だ状に造成し、そこに森をつりました。そして、丘と丘の間に原っぱや運動施設を配置することで、広がりと奥行きのある空間を創出しました。 |
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流れ |
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■スポーツ機能の充実(スポーツの情報発信) ワールドカップサッカーに向けたスタジアム建設が今後本格化するが、国際級大会が開催可能な施設としてではなく、新潟の気候条件を克服できるような積雪時や雨天時にも利用できる全天候型施設の導入しました。 また、鳥屋野潟という自然を利用したボートやカヌーなど水のスポーツ、原っぱや森の中でのディスクゴルフやトリム、クロスカントリー等の自然派スポーツ、つまり競技と自然が楽しめる、競技と市民スポーツが両立する環境として、スポーツ情報発信基地を目指しています。 |
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多目的芝生広場 |
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■景観デザイン(平坦性と垂直性) ここの土地が持つ平坦性に着目し、そこに垂直的、直線的要素を組み込み、動きを与えました。 平坦性は重なりとしては、丘、グラウンドの境界線、並木列、段状の水面、建築のスカイライン等を意図的にデザインしました。 |
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修景池 |
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■イメージ |
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■業務データ |
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件名 |
鳥屋野潟公園・スポーツゾーン |
発注元 |
(社)日本公園緑地協会、
新潟県 |
業務内容 |
多目的運動場、カスケード擁壁、修景池流れ橋梁、
入口広場、浄化循環設備、スポーツゾーン全体計画等 |
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